北の大地「旭川」に全国からお集まりいただきました

■開催日時 令和6年7月29日(月)~30日(火)

■参加人数 大人294名 子ども161名 合計455名 

日本ファミリーホーム協議会 北川会長

第18回日本ファミリーホーム協議会全国研究大会が北海道旭川で全国各地から多くのファミリーホームの養育者、補助者、子どもたち、そして関係者のみなさんが参加していただいて開催の運びとなりましたことを厚く御礼申し上げます。

ファミリーホームは何らかの事情があって家庭で暮らせない子どもたちが暮らしている家庭養育の場です。現在全国に450近くファミリーホームがあり、約1,700人以上の子どもたちがファミリーホームで暮らしています。全国各地のファミリーホームでは、養育者と補助者が毎日子どもたちの豊かな育ち、そして苦労も背負いながら、24時間365日大変な努力で子どもを育てています。これからもファミリーホームは、家庭養育として子どもの育ち、愛着形成を土台に安心感を持った大人に成長するために、そして子どもたちの最善の利益のために奮闘していきたいと思っております。

そしてファミリーホームには、障がいのある子どもや、ケアニーズの高い子どもが半数以上委託されています。日々努力されていることを今年からこども家庭庁が認めてくださって、個別対応職員の配置が可能となりました。これまでは、正規職員1人、非常勤職員2人の体制でしたが、子どものケアニーズによっては、養育にあたれる正規職員を2人とすることができるようになりました。今後は、自立援助ホームのように自立担当職員、補助者が経験を経て養育者になれるようになど、全国のみなさんの声を受け、協議会としてこれからも努力していかなければならないと思っております。

最後に、本研究大会の開催にご尽力いただきました関係者のみなさまに本当に厚く御礼申し上げます。